格安SIMの通信速度が遅くならない理由

最近、普及率が急増している格安SIMですが、安いのは知っているけど、その内容はよくわからないという人も多いのではないのでしょうか。

通常、携帯電話端末は赤ロムと呼ばれ、様々なデータが蓄積された専用のSIMが挿入されており、携帯会社間の互換性はありません。

これに対して、白ロムはSIMが抜いた状態の端末であり、かつ、様々なSIMを使用することができます。

このような端末を利用するために提供されるのが格安SIMであり、大手携帯電話よりも安い料金で提供されています。

格安SIMを利用するに当たって、心配になるのが通信が途中に途絶えたり、通信速度が極端に遅くなるのではないかということです。

結論から言えば、全く心配ありません。

というのも、使用している通信回線が大手のものと変わらないからです。

具体的には、こういったSIMを提供している通信会社は、大手携帯電話会社の通信回線をレンタルして提供しているのです。

つまり、大手通信会社にレンタル料を支払うだけで、通信回線の維持費などの経費が全くかからないため、通信速度は保ったまま安価な料金を提供できるのです。